旧帝大医学部ってどれくらい難しいの?に在校生が答える。

どうも、しらいです。

久しぶりのブログ更新でございます(´-ω-`)

今回のテーマは

旧帝大医学部ってどれくらい難しいの??

です。

大学群の中でもおそらくトップレベルの旧帝大というくくり、その中でも合格最低点が高い医学部医学科。

どれくらい難しいのでしょうか??

現役旧帝大医学部生である私が解説していこうと思います(`・ω・´)ゞ

旧帝医学部にも難易度の差がある。

旧帝大とはいえど、各大学には難易度の差があります。

ここはプライドを捨てて、私の通う北大は旧帝大の中でも難易度は低めだと言っておきましょう。

一方で、東大や京大などは難易度は高いです。

一応、難易度順も考えました。

ただ、私個人の意見なので鵜呑みはしないでくださいね。

ただでさえ学歴系の話題は荒れやすいんだから…

勝手に難易度ランキング!!

難しい順に

  1. 東京
  2. 京都
  3. 大阪
  4. 名古屋
  5. 九州
  6. 東北
  7. 北海道

みたいな感じになりました!!

どうでしょう。

正直、5~7位は適当です(´-ω-`)

4位と5位の間に一つ大きな壁があるイメージですね。

東北も九州も過去問を解いたことがないので、この辺は曖昧です。

ただ、九州大学は2018年くらいから理科が三科目ではなく二科目になったため、

より人が集まって競争率が上がるのでは?と勝手に予想してます。

結果的に、私の在籍する北海道大学は旧帝大で最も簡単となりました。

それでも北大は素晴らしい大学です。負け惜しみじゃないよ!

上位旧帝大は神の領域。

先程紹介したランキングの1~4位を上位旧帝大としましょう。

これら4校は非常にレベルが高く、まさしく神の領域と言えるでしょう。

偏差値70くらいの高校でも、上位20位くらいの人が目指すレベルだと思います。

全国模試で言えば、だいたい偏差値70以上くらいでしょうか。少なくとも70弱くらいはほしいですね。

このレベルを視野に入れる学生は、高校3年生に入る段階で、理科や数学3以外の数学の基礎はあらかた完成してしまっている人が多いです。

数学英語理科、国語や社会に至るまで、あらゆる科目でハイレベルな実力があるたちが受験しに来ます。

なんなら

高2の時点で全範囲さきにやっちゃいました~、今は暇なんで大学の数学やってます笑

みたいな人がわんさかいます。

足を引っ張る苦手科目があったら、その時点で合格はまず無理でしょう。

NBAのレブロンようなオールラウンダーな学力が求められます。

上位旧帝大医学部を目指すのであれば相当な勉強量がいります。

センター・共通テスト・二次試験の得点率など

共通テストの得点率は、最低でも9割が目標だと思います。

平均はおそらく90%を超えてきます。

おっそろしい世界やでほんま…

ちなみに浪人時代仲が良かった京医の友人はセンター試験二日目は400点満点でした。

二次試験は大学によると思いますが、7割位の得点率があれば合格できるラインです。

ただ、あの難しい二次試験で7割を取るのもこれまた至難の業。

基本問題はできて当然、素早い処理能力と膨大な知識量が必要になります。

基本だけでなく、応用・発展レベルの問題集もある程度解いておかないと、太刀打ちできません。

特に数学はレベチです。

私なんかじゃ手も足も出ません。

現役で京医を受けた私が言うんだから間違いありません。

じゃあ標準レベルの旧帝大は?

先程上位旧帝大と書きましたが、あえて下位旧帝大とは書きません。

私にもプライドがありますからね(´-ω-`)

さて、北大を始めとする、いわゆる標準レベルの旧帝大はどのくらいのレベルなのか??

全体として

標準レベルと書きましたが、標準レベル+αくらいの問題が多く出題されるイメージですね。

それでも合格するのは結構難しいです。

問題自体はそこまで難しくないのに合格するのが難しい理由は、受験者層にあります。

流石に上位旧帝大には及びませんが、全体的に受験生のレベルが高いです。

中には、上位旧帝大から志望校を落として受けに来る人もいます。

私も実はそうです。(京医→名医→北医)

よって、そこそこできる人たちの高得点争いになることが予想されます。

ただ、 上位旧帝大とは違い、オールラウンダーである必要はないです。

苦手科目があっても十分カバーできます。

得意科目が一つあれば、それだけでグンと合格率は上がります。

問題のレベル

あくまで北大を受験した身からの意見になります。

問題のレベルは標準に少し発展要素が加わったレベルです。

そうですね。

全統記述模試が一番近いレベルだと思います。

全統記述も難易度に差がありますが、標準過ぎず難し過ぎない。

あの難易度がちょうど北大レベルの大学の問題に似ているなぁと思いました。

数学や理科は、典型問題ではないが、典型問題に解きなれていたらそれほど処理は困らないような問題が多いです。

たまーに難しい問題も出題されますが、大半は標準問題の組み合わせだと思ってもらって大丈夫です。

センター・共通テスト・二次試験の得点率など

共通テストのボーダーは少し下がります。

平均は9割くらいに変わりはありませんが、問題のレベル的に二次で挽回が可能です。

ただ、最低でも85%くらいはほしいところ。

まぁ私の北大医学部の知り合いの中には、センター82%くらいで現役合格してきた猛者もいましたが…(´-ω-`)

二次試験の得点率は同じく7割くらいあれば合格できると思います。

余裕を持って受かりたいのであれば二次でも8割くらいは取りたいですね。

↓参考

【成績開示】北海道大学医学部医学科に合格しました。

どのくらいのレベルなら旧帝医を目指せる?

では、以上踏まえた上で旧帝大医学部を目指せる人はどのくらいのレベルなのかを解説していこうと思います。

まずは上位旧帝大から。

  • 中高6年間真面目に勉強を続けてきている
  • 苦手科目は基本ない。あっても足を引っ張らない。
  • 学年でも最上位層(学校による)
  • 全国模試では偏差値が最低70くらい
  • 運良く受かるレベルではない

次に標準レベルの旧帝大

  • 中高で真面目に勉強をしなかった時期があるが、基本だけはしっかりやっている。
  • 学年で上位25~40%くらい(学校による)
  • 得意科目が最低一つあり、全国模試ではその科目は偏差値70くらい取ることができる。
  • 高校の一時期にサボったが、基礎さえできていれば一浪で合格できるレベル。
  • 問題との相性次第では運良く受かるケースもたま~にある。

こんな感じです。

上位と標準を分ける要因で一番大きいのは、苦手科目があるかないかだと思ってます。

私は数学が大の苦手でしたが、英語はかなり得意でした。

標準レベルなら得意科目でカバーし、周りの受験生と差をつけることさえできてしまいます。

逆に、上位旧帝はオールラウンダーな実力が必要なので、非常にハイレベルな競争になることは想像できると思います。


さて、長々と解説しましたがこの辺にしておこうと思います。

今回は旧帝大医学部の難易度について、自分なりに解説しました。

旧帝医学部のだいたいイメージを掴んでいただけたでしょうか?

旧帝大医学部を視野に入れている人の参考になれば幸いです(^o^)

それでは~( ´ ▽ ` )ノ