医学生が実践する”たった1分でやる気を出す方法” 勉強のやる気が出ない人必見です。

やらないといけないのはわかってるのに、なぜか勉強のやる気が出ない…

いざ取りかかろうとすると体が動かない…

そうこうしているうちにまた明日やればいいかと先延ばしにする…

 

 

大学受験で失敗した頃の私はいつもこんな感じでした。

しかし、

1年間の浪人中に成績を大きく上げて北大医学部に合格しました。

そして、受験が終わった今でも一日3時間ほどは英語学習にあてています。

 

大学受験の勉強をする過程で、私はやる気が出る方法をあれこれ考えてきました。

そして試行錯誤の結果、今ではかなり楽に勉強のやる気を出せるようになりました。

今回はそんな私が実践している「やる気が出る方法」を紹介したいと思います!!

やる気が出ない=勉強の優先順位が低い

色々と自分なりに考え試行錯誤していくうちに、

やる気がでないのにはどうやら原因があるということがわかりました。

それは

勉強の優先順位が低い

からです。

とはいってもイメージがしにくいと思うので、もう少し詳しく説明してみます。

 

これは私の経験則なのですが

勉強のやる気がでないときは何か他のことに気を取られていませんか?

おそらくスマホでSNSをチェックしたり、YouTubeを見たり…

このように勉強以外のことに意識が向いてしまっています。

人間の脳は優先順位が低いものに対してはあまり活発に働きません。

勉強をしなければならないのに、ついついスマホばかり触ってしまう…

これは

 

スマホ > 勉強

 

という関係が成り立っているからです。

脳は優先順位が高い方にエネルギーを使いたいので、どうしてもスマホの方に意識が向いてしまいます。

つまり、

勉強のやる気が出ない

勉強の優先順位が低い

他に何かやりたいことがある

ということになるわけです。

勉強の優先順位を上げよう

以上説明してきたことを踏まえて考えると、勉強のやる気を出すためには

勉強の優先順位を上げればいいということになります。

ではどうすれば優先順位を上げることができるのでしょうか?

答えは簡単です。

勉強より順位が高いものを取り除けばいいのです。

しかし、言うは易く行うは難し。

勉強より優先順位が高いものは何か?

勉強より優先順位が高いものは人によっていろいろあると思いますが、一般的に考えられるものとしては

  • スマホ
  • パソコン
  • テレビ

などですね…

ただ、これらのものは割と簡単に取り除くことができます。

自分が場所を変えればいいだけです。

家にいるとこのようなものが嫌でも目に入ります。

それを防ぐために自習室や図書館に行けばいいのです。

当たり前ですが、図書館でテレビは見れませんよね。

また、スマホやパソコンは電源を切ってかばんに入れておけばいいです。

それでもだめなら家のポストやコインロッカーに放り込んでおけばいいです。

(私は受験期にこうしてました笑)

このように、勉強の優先順位が一番上になるような環境を作ればいいのです。

勉強の優先順位が一位になれば自然とやる気も出てきます。

“見られる”ことによる制限って意外と多い。

先程は電子機器ばかりを勉強の妨げになるものとして上げてきました。

しかし、それ以外にも妨げはたくさんあります。

 

例えば、あなたが家で勉強しているとき、

私もよくやってしまうのですが、勉強中に歌を口ずさんだりしてしまうことはありませんか?

歌を歌うことはなくとも、姿勢を崩したり、何かを食べたり…など

勉強とは関係のない些細な動作をやってしまいがちです。

こういった動作も勉強のやる気や集中を削ぐ原因となるものです。

これをなくすためにはやはり、場所を変えるのが最善でしょう。

人前に行くと流石に歌いながら勉強はできません。

姿勢を崩すのも憚られるでしょう。

 

 

つまり何が言いたいかというと

家以外の場所に行けば、自ずとやる気が出る

ということです。

家でも勉強のやる気を出すにはどうすればいいか

やる気を出すには場所を変えるのがもっとも簡単で最も効果的です。

 

しかし、コロナウイルスの影響で外出自粛が要請されて外出できなかったり、

そもそも自習できる図書館が閉館していたりなど

家以外での勉強が難しい時期でもあります。 

 

ということで、家にいるときでもやる気を出す方法を紹介します。

1分だけやってみる「自転車の原理」

勉強のやる気がでないのは大いにわかります。

ずっとYouTubeを見ていたい気持ちも大いにわかります。

 

 

じゃあこうしましょう。

「1分だけでもいいから、一旦スマホをおいて勉強してみよう。」

 

 

本当に1分だけでいいです。

なんなら30秒だけでもいいです。

本当に一瞬でいいので、机に向かって参考書を開いてみてください。

 

本当に不思議なことに、1分机に向かっていると

もう1分勉強してみようかなと言う気持ちになるのです。

そうやって続けて行くうちに、気づいたらやる気が入ります。

そしたら後はもう続けるだけです。

 

これは人間の心理に基づいた手法で、

「人間はある行動を始めると途中で中断するのを嫌う」

という心理を使ったものです。

私は勝手に「自転車の原理」と読んでまあす。

自転車って、漕ぎ出しは重いけどスピードが出ると慣性で楽に進みますよね

 

やる気もそれと一緒で、大変なのは最初だけ。

行動に移せばあとは慣性で続きます。

とりあえず1分でいいから机に向かってみる。

これ、本当に有効なのでやってみてください。

今やってることを中断する、”就寝時の後悔”の原理

見出しをみて、何いってんだこいつ、と思った方も少なくないでしょう。

しかし、読んでいくうちに「なるほどね」と納得できるはずです。

 

 

さきほど、

「人間はある行動を始めると途中で中断するのを嫌う」

と述べました。

 

ここで多くの方はこう思うことでしょう。

「いや、そもそも今スマホを見ているのを中断することができないんだってば!」

 

そう、勉強のやる気と同じで、一旦スマホを見始めてしまうと

先程述べた「自転車の原理」で、画面のスクロールを延々と続けてしまいます。

 

ただ、この場合でも頭の片隅には

「あぁ、勉強しないとなぁ」

という気持ちが一ミリくらいは残っているはずです。

それを利用すればこの流れを断ち切ることができます。

 

私が実践しているのは

一瞬だけ瞑想する

ということです。

 

一瞬だけ、一瞬だけ目を閉じて見てください。

なんだったら目を閉じなくても構わないです。

一旦スクロールをやめて、何も考えない時間を取ってみてください。

 

今まで無限にスクロールをして莫大な情報量を得ていた脳が、一旦クールダウンします。

そうすれば、今自分が何をしなければならないのがわかってきます。

 

「そうだ、こんなことをしている場合じゃなかった」

 

そういうふうに思考が動くはずです。

 

皆さん、こういう経験はないですか?

一日中だらけて何も勉強しなかった日の夜。

ベッドの中で

「あぁ、なんで自分はこんなにさぼってしまったんだろう…」

頭が冷静になり、今までしてきた行為に後悔することが多々あると思います。

 

人間は目を閉じて、外部からの情報をシャットアウトしているとき、

このように冷静に、客観的に自分を見ることができます。

 

そう、

一瞬瞑想することによって、この「就寝時の後悔タイム」を再現することができるのです。

 

今やっている行動を急に別の行動に変えるのは非常に難しい。

しかし、

今やっている行動を一旦やめて、何もしていない状態から別の行動を始めるのは遥かに容易です。

 

これと、「1分だけ勉強してみる方法」を併用すれば、必ず家でもやる気が出ます。

やる気を出す方法を習得すれば、人生は変わります。

うわっなんだこの胡散臭い見出しは笑

さて、今述べてきた流れをまとめると、

家で勉強に集中するには

  1. 一旦今やってること(勉強以外のこと)を止めて、一瞬瞑想してみる
  2. 情報がシャットアウトされ、頭が冷静になる
  3. 今やるべきことがわかってくる
  4. 1分だけ勉強をやってみる
  5. 後は慣性で勉強が続く

といった感じになります。

 

勉強だけではなく、いろんなことにも「やる気」というものが必要です。

筋トレ、ピアノ練習、YouTube更新…etc

 

何事にも共通するのが

やり始めが一番大変

ということです。

 

しかし、今回紹介したやる気を出す方法を取り入れることで、

何事もスムーズに始めることができるはずです。

 

なんだか大げさですが、

やる気が自分の意志で出せれば人生は変わる

とさえ思ってます。

みなさんもやる気を自由にコントロールして、充実した人生を送りましょう!

それでは!!