浪人成功の鍵は”いかに予備校と上手に付き合うか”だと思う

どうも、しらいです(´-ω-`)

今回の記事では、浪人生の予備校での過ごし方、立ち回りについて解説していきます。

私自身、一年間河合塾で浪人していましたが、予備校との付き合いは想像以上に重要です。

では早速行きましょう٩( ‘ω’ )و

授業やテキストはどこまで信用するか?

授業

よく、

「この先生の授業は〇〇だ~」

などというように生徒が勝手に評価しているのを見ることがあります。

もちろん、生徒の意見が第一ですが、独断で授業の質を勝手に判断するのは危険です。

相手は受験のプロです。

受験でご飯を食べている以上、それ相応のクオリティがないと授業なんてできませんから。

原則、授業は信頼してそれに付いていきましょう。

どうしても気になるなら、後述の「確認する方法」を参考にしてください。

テキスト

私の場合は河合塾だったので他の予備校に完全に当てはまるかは断言できませんが、一応解説しておきます。

よく巷では

「テキストの河合、授業の駿台」

などと言われていますが、

たしかに河合塾のテキストの質はかなり高かったです。

正直なところ、授業のノートとテキストだけ復習していれば、自ずと実力はつくように出来ていました。

ですから河合塾の人はテキストをしっかりやっておけば、あとは過去問演習で十分でしょう。

また、他の予備校に関しても同様のことが言えると思います。

前述の通り、受験のプロが作っているテキストなので信頼していいと思います。

心配なら講師に使い方などを聞きに行けばいいです。

その時は、必ず講師に聞いてください。

チューターや指導員ではわからない部分も多いと思います。

【※河合塾限定】Tテキストの難易度は?

河合塾の上位のコースになると、「Tテキスト」(通称Tテキ)を使うところがほとんどだと思います。

Tテキストは普通のテキストと違い、発展的な問題が多く難易度は高めに設定されています。

国立医学部や上位国立、難関私立を受験する方はやっておいた方がいいと思います。

問題も非常に良問が多く、テキストをしっかりやるだけで実力がぐんぐん付きます。

しかし、基本的な内容が出来ていない場合はついていけなくなることが多いです。

テキストの内容が発展的なので、それに伴い授業もハイレベルになりがちです。

Tテキを使う授業で「基礎からじっくり」やってくれるものは少ないです。

予習の時点で全くわからずに詰む事が多いです。

私の場合、化学がそうでした(^^;

少なくとも各科目センター8割くらいはとれていないと、付いていくのが大変になると思います。

科目毎にTテキかどうかを決定することもできるみたいなので、心配ならば予備校に相談しましょう。

まあTテキに限りませんが、実力がないのにプライドだけでハイレベルな授業を受けると悲惨なことになりますよ(´・д・`)

確認する方法など

授業ごとの受け方などを確認する方法として有効なのは

「同じ予備校で合格した先輩などに直接聞く」

ということです。

というのも合格体験記などは予備校側に修正されていることもあるみたいなので

予備校によっては合格者の講演会などもあるみたいです。

私は行ったことないですが…

今は受験ブログなどもあるので、そういうのも参考にすればいいと思います。

大手の予備校になると、ネットにも情報がたくさんあるでしょう。

河合塾wikiなどは私も少し参考にしていました。

誰が書いているかわからないので信頼性には少し欠けますが、多少は参考になると思います。

https://kawaikinki.wiki.fc2.com/

こういう情報はどこまで信用するかは自分次第ですので、自己責任でお願いします!

TwitterなどのSNSで同じコースに通っていた人に聞くのもアリだと思います。

私もTwitterなどをやっているので、同じコースの人なら少しは力になれると思います。

気になる人はきいてください(´-ω-`)

授業は出るべき?切っていい?

まず、授業はどのくらい切っていいのか?について話していきます。

結論から言ってしまえば、「切らない」のがベストです。

必ず授業は出ましょう。

私の周りで京医などの難関大に受かった人でも、授業には全部出ていました。

逆に、「この授業は意味ない」などと個人の判断だけでバサバサ切っていた人は、誰一人としてうまくいっている人はいませんでした。

授業を切るということは自分の力だけで勉強を勧めていくことになるということです。

そんなことができるのはよほど自己管理能力が高い人だけです。

そもそもそういう人は浪人せずに現役で合格しているでしょう(´・д・`)

なぜ自分が浪人したかをよく考えてみてください。

授業に出て勉強したほうが一人で勉強するよりも絶対効率的です。

失敗しない浪人の正しい過ごし方を旧帝医学部生が教えます

夏季・冬季講習は取るべき?

次は短期講習について。

これについては、予備校のチューターさんなどの言うことを鵜呑みにしているとマズイ時もあります。

私のときは

「夏期講習は5,6個取る」

というふうに言われました。

ちなみにそれくらい取るとどうなるか。

パンクします(´-ω-`)

せっかくの夏休みが消化不良に終わってしまうでしょう。

注意してほしいのは、

講習一コマを受ける≠一時間半なくなる

ということです。

講習を一コマ受けるだけで、少なくとも3時間は時間を取られると思ってください。

講義の予習と復習があるからです。

逆にそれをせずに講義に挑んでも、お金の無駄になるだけです。

せっかくの長期休暇です。

講習を入れすぎると、前学期の復習(超大事!)や過去問演習に時間を回せなくなってしまいます。

この点だけは予備校側の意見を鵜呑みにせずに、慎重に考えましょう。

夏期講習などは、多くても2個までがベストだと思います。

自習室を有効に使う

家で勉強するのと外で勉強するのでは、明らかに効率の差があります。

もちろん、後者の方が効率がいいです。

予備校には必ず自習室が用意されていると思います。

空きコマ、休み時間などは自習室へ行って有効に活用するのがいいと思います。

そして授業がない日も予備校に登校しましょう。

休日は授業がないからと言って家にいるのはNGです。

浪人中は休日という概念を忘れましょう。

医学生が実践する”たった1分でやる気を出す方法” 勉強のやる気が出ない人必見です。

進路相談はどこまで信用できるか

私は前期と後期でクラスが違うので、担当チューター(学習指導員的な人)が二人いました。

前期のクラスのチューターは楽観的なタイプで、私の成績を見て「いけるいける」と励ましてくれました。

一方、後期のチューターは割と厳しく

初めて私とチューターが顔合わせしたときの面談では

「このままでは厳しい。志望校を変えないなら二浪の可能性もあるよ。」

といったほとんど脅しのようなことを言われたのを覚えています。

よって、同じ予備校でもいろんなチューターがいるので一概には言えません。

しかし、チューターの意見をすべて鵜呑みにするのは良くないかなと思ったりします。

センター後に進路相談があったのですが、長くなるのでその時のエピソードをこちらの記事に書いておきます。

進路相談で無理だと説得され、危うく人生が変わりかけた話。

要約すると、

最後に決めるのは自分

ということです。

もしあのときチューターさんの言いなりなって志望校を変えていたらどうなっていたのだろう。

おそらく全く違う人生を歩んでいました。

私はこの結果に現状満足しています。

(結果的にチューターの意見を無視することにはなりましたが(^^;)

進路相談ではいろんな資料などを見せてくれて非常に参考になります。

チューターを信用するな!と言っているわけではありません。

でも、

「自分の本当に行きたいところはどこなのか」

「このままでいいのか」

という自分の意見も大切にしてほしいです。

おわりに

以上、予備校と上手に付き合う方法を説明してきました。

これらの方法を読んで上手に予備校を活用して行きましょう!

この記事が受験生の皆様の参考になれば幸いです!

他にも浪人生活に関するいろんな記事も書いているので、合わせて読んでみてくださいね(´-ω-`)

それでは( ´ ▽ ` )ノ