どうも、しらいです。
今回の記事では浪人で失敗しないための正しい過ごし方を紹介していきたいと思います。
私は現役時代に受験に失敗して1年間つらいつらい浪人生活をしていました笑
幸い、次の年には無事合格したのですが
その過程でたくさんの失敗を繰り返してきたのは事実です。
今回はそれらを順に説明していきます。
↓合わせてお読みください。
【ほとんどは伸びない】浪人生の厳しい現実とリアルな体験談 浪人で伸びる人と伸びない人の決定的な違い【浪人→旧帝医学部】目次
正しい生活リズムで過ごす(重要度★★★)
はっきりいってこれが一番大切です。
生活リズムが安定していないと勉強にも集中できないし、メンタルへの影響が大きいです。
浪人は特にメンタルがしんどいです。
僕もめちゃくちゃ肌荒れしました(´;ω;`)
同じ高校だった人が大学で楽しんでいるのを横目に受験勉強ですよ。
こんなにしんどいものはないと思います。
さて、そんな浪人生活でメンタルを正常に維持するのは超大切です。
そしてメンタルを維持するには正しい生活リズムを送るのが一番だと思ってます。
こんな生活をしていませんか?
。。。。。
昼ごろにやっと起きてきて、そのままダラダラ。
2時くらいになってようやく自習室に行くが、頭が冴えずイマイチ身が入らず…
夜になって「今日勉強してない!!」と焦りはするが、
結局スマホをみていると夜9時。
一応勉強らしい勉強をするがもう2時。
仕方ない明日やることにしよう。
「ああ、今日全然勉強できてない…ほんと俺ダメだな」と後悔しながら就寝。
(以下無限ループ…)
。。。
はい。
こんな感じです。
浪人生にもなると自分のことを管理してくれる人はいません。
高校と違い遅刻しても欠席しても何も言われません。
高校生の頃は周りのいろんな人や環境から管理されてきました。
ですが、浪人生ともなるとそうはいきません。
自分のことを自分で管理しなければならないのです。
大学生になってもそうです。
自分がだらけても誰にも咎められない。
単位を落とすだけです。
自分自信を管理するためには、朝ちゃんと起きて予備校や自習室へ行き、しっかり勉強するぞという精神を保っていかねばなりません。
昼ごろノコノコ起きてきても後悔が残るだけです。
遅くとも朝8時までには起きてしっかり朝食を食べましょう。
そして必ず家から出ましょう。
遅くとも1時までには寝ましょう。
これをちゃんと実践している浪人生は少なかったです。
ですがこれをできてる人とできていない人で大きな差がありました。
どちらのグループが合格率が高かったかは言うまでもないでしょう。
授業にはなるべく参加する(重要度★★☆)
授業に出るべき理由
予備校の授業は基本的に参加は自由で、たとえ勝手に授業を欠席しても何も言われません。
これを授業を「切る」と言います。
さて、では授業を「切る」のは果たして得策なのでしょうか?
僕の経験上、基本的に予備校の授業には出たほうがいいです。
まず第一に、お金がもったいないです。
また、理由はそれだけではありません。
予備校の授業はあらかじめ決まった進度で行われるため、基本的に受験本番までには間に合うように組まれているはずです。
いわば、予備校の授業が学習のペースメーカーになってくれるのです。
しかし、これを無視して授業を受けずに独習でやるとなると、自分で進度調整をしないといけません。
これが得意科目ならいいのですが、苦手科目となると大変です。
わからないところがたくさん出てきて詰まる。
そうこうしていると他の科目に手が回らなくなり、どうしようもなくなってしまう…
そんなケースもよくあることです。
私の場合
私自身の場合、浪人の時の授業はどうしていたかと言うと、結構切ってる科目が多かったです笑
- 英語長文
- 英文読解
- 物理(前期のみ)
- 化学(後期のみ)
結論からいうと、英語以外は授業を切ったことを後悔しています。
英語はかなりの得意科目だったので絶対的自信があり、独習でなんとかなりました。
しかし、物理と化学はともに超苦手科目だったのです。
じゃあなぜ授業を切ったのか?
物理は先生が気に入らなかったから
化学は単純についていけなくなったから
です。
物理の方は夏休みを丸々犠牲にしてなんとかなりました。
(これも大きなディスアドバンテージですが…)
しかし、化学は苦手科目だったゆえ、到底独習で学んでいけるものではありませんでした。
最終的にセンターも化学の大失敗に終わりました。
独学することの難しさは想像以上です。
予備校に入ったのならそこを信じてついていきましょう。
ペースメーカーがいるのといないのでは難易度が随分と違います。
【旧帝大医学部】受験時代の模試を全て公開してみた(後半:浪人時代)さて、結論です。
予備校の授業には基本参加する。
苦手科目は絶対に切らない
勉強は家以外で!!(重要度★★★)
これもめっちゃ重要です。
勉強する場所を外に変えるという行為はその行為以上に大きな意味を持っています。
外で勉強することで増えるのは、「他人の目」です。
人間は他人からの評価を大きく気にする生き物です。
他人からの視線があると、半分本能的に自然と体も心も引き締まります。
それにより大きく集中力が向上します。
集中力だけではなく、やる気やメンタルにも大きく影響します。
家で勉強するときは誰にもみられてません。
ですから姿勢を崩したりちょっと歌ってみたりすることもあるでしょう。
しかし、家から一歩外に出ると周りの目があります。
図書館でだらしない姿勢で勉強することはないでしょう。
そういった細かい一つ一つの行動が制限されていくことで、学習の集中や勉強のやる気が自然と引き起こされるのです。
外にいる時は「よし今日は勉強するぞ!!」と意気込んでいたのに、家に帰った途端やる気がなくなってしまうことがありますよね。
それも同じ原理だと思います。
個人的には、家で勉強するのと外で勉強するのは5倍くらい効率の違いがあると思います。
実際、浪人時代は自習室で勉強していた時間の100分の1くらいしか家で勉強してません笑
以上のことから、浪人生は勉強する時は必ず家以外でやることをお勧めします!
スケジュールを過密にしない(重要度★★☆)
勘違いしがちかもしれませんが、意外と浪人生は忙しいです。
おジャ魔女ドレミの歌詞ではないけど、「毎日が日曜日」だと思っている人もいると思います。
しかし、予備校に通う場合は高校の頃と忙しさはさほど変わりません。
毎日授業はあるし、予復習の量がハンパないです。
他の教材をやろうもんならパンクすることは確実です(´-ω-`)
浪人する前に意気込んで過密なスケジュールを立ててしまう方も多いと思います。
この日までにあの参考書をやって、あの日から〇〇で__
やめておきましょう。
確実に失敗します。
授業の予習は週末にまとめてやっておく(重要度★★★)
まず前提として、予備校の講義は予習をせずに出ると詰みます(´・д・`)
予備校では予め問題を解いてきて、それを講義で解説するというスタイルだからです。
予習をせずに講義を受けるくらいなら、受けずに他のことをしたほうがマシだと思ってます。
以上のことから、予備校の講義の前には予習をしなければなりません。
しかし、考えてみてください。
午後7時に帰宅するとしても、残された勉強時間はせいぜい3時間程度でしょう。
その日受けた講義の復習に、少なくとも2,3時間はかかります。
予習に当てられる時間はほとんどないですよね(´-ω-`)
よって、講義の予習は講義のない週末にまとめてやっておくのがベストだと思います。
実際、周りで京医のような超難関に合格していた人は、週末に予習を済ませていました。
背伸びをしない(重要度★★☆)
これもやりがちだと思いますが、決して背伸びをしてはいけません。
背伸びとは、自分の実力、身の丈に合わない教材に手を出してしまうことです。
わかりやすい例で言うと、
- 物理が苦手なのに「難系」をする
- 英語が苦手なのに「英文解釈教室」をする
浪人生は高校の時とは何かちがうことをしようという心理のためか、特別難しいことをしようとしがちです。
もちろん、予備校でそれを教わったのならいいでしょう。
しかし、難しい参考書に無理に手を出すのはお勧めしません。
ほとんどの大学は、普通のことを普通に勉強していたら受かると思います。
自分の実力を冷静に分析して、レベルにあった教材で勉強するようにしましょう。
息抜きをする(重要度★☆☆)
浪人生と聞くと、一日中勉強地獄のようなイメージもあるかもしれません。
ですが、実際はそんなことはないです(´-ω-`)
僕自身もほとんど勉強しない日はありました。
同じく浪人をしている高校の同期数人と遊びに行ったこともあります。
あんまりつめすぎると人間いつか限界がきます。
息抜きも肝心ということもお伝えしておきます。
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
浪人というものは非常につらくてしんどいと思います。
しかし、その期間の努力で大きく人生は変わりうるということを覚えておいてください。
私も必死に勉強して合格しました。
結果論になりますが、本当に浪人をして良かったと思っています。
あの頃の頑張りがなければ今の私はありません。
今は辛いかもしれませんが、弛まぬ努力で見事合格を手にすることを祈っています。
それでは( ´ ▽ ` )ノ