どうも, しらいです。
今回の記事では医学部生が英検1級に合格するまでの勉強法, その道程を書いていこうと思います!!!
この記事は後編となっております!
まだ前編を見ていない方はぜひそちらも合わせてご覧ください!!!
目次
つかの間の休息
一次試験と二次試験の間は約1ヶ月ありました。
とはいえ, 私はこの期間に旅行やらスノボやら色々と予定を詰め込んでいたため, あっという間に時間が過ぎていきました。

この時期(2~3月)は卒業シーズンということもあり, 1個上の先輩たちと旅行やら飲み会やらがたくさんありました。
すっかり一次試験の鉛筆ヌルヌル事件なども忘れ, 楽しい時間にうつつを抜かしておりました。
そうしてあっという間に試験1週間前になってしまいました。
英検二次試験の合格率は30~50%と言われております。
あの難易度の一次試験をくぐり抜けてきた猛者たちが, さらにここでふるいにかけられます。
そう, 意外と1級面接の難易度は高めなのです!!
いや流石に面接対策はやっとくか…と, もうすでに1週間前で手遅れ感もあるなか,
重い腰を上げて1ヶ月弱ぶりに英検の緑本(過去問)を開きました。
想像以上の難易度に混乱
さて, 英検1級の面接は
- トピックが5題与えられ, 一つ選びスピーチを考える(1分)
- スピーチを行う(2分間)
- 行ったスピーチに関して質疑応答(質問4つくらい)
というような形式になっております。
まぁほんとに書いてあるとおりの試験なんですが, 意外と難しいんですよこれ。
まずトピックが難しいんですよね。
- 先進国は開発援助を後進国に行うべきか
- 芸術は近代の文明では軽視されつつあるのか
みないな, 「そんなん知らんわ」的なトピックばかりが並んでいます。
それをスピーチで同意or反対のどちらかの立場になり, それを支える根拠を2,3個提示しなければいけないのです。
早速私もやってみました。
さぁどれどれ, えー5個トピックがあって…
うーん国際系は難しいからなしと…
芸術系はAIと絡めてうまく話せそうだなぁ
さて, 理由考えるか ←ここで1分経過
いや考える時間短すぎんかこれ
そもそもトピックを選ぶだけでも30秒程度はかかってしまいます。
そしてそここから30秒でスピーチの内容を考えろって言われましても, 無理があります。
さらに, 次の2分間のスピーチも割と鬼畜です。
2分間きっちり話すとなると, 一つの根拠に対して2,3文は必要です。
さらにその根拠もある程度の論理性が必要です。
そもそも日本語でもそんなスピーチをするの結構難しくないですか??
それを英語でやれっていうんだから, それは納得の合格率ですよね。
実際にやってみると言葉は詰まるし, 論理性は破綻してるし…
もうこの時点で軽くパニックに陥りました。
対策にはChatGPTをフル活用し, 実際の採点基準で採点していただきました。

が, これが結構辛口採点で, 何回やっても9/15(6割)を超えることはできませんでした。
1級の面接は7割の正答率が必要と言われており, 到底合格点には届いておりません。
もう嫌になりすぎて受ける直前まで何度も,
「一次免除使って今回はパスしようかな…」
と思っていました。
実際の練習としては
- まずChatGPTにスピーチを行う
- 採点してもらう
- 自分のスピーチをもとに解答例を作ってもらう
- 解答例をスラスラ言えるまで反復
という流れで練習していました。
スピーチ後の質疑応答は時間的にもう時間がなかったので対策せず, ぶっつけ本番で挑みました。
いちばん大事なのが, 自分のスピーチをもとに解答例を作ってもらうということです。
よくネットでスピーチを丸暗記するというような勉強方法が紹介されていたりしますが, 私はあれはあまりいい勉強法とは感じません。
あれはそもそも自分で必死に頭を動かし, ひねり出した思想, 意見を英語にすることで, その英文が記憶に残りやすくなるものなのであって, 赤の他人の文章やスピーチを丸暗記しても, 自分のものとしてあまり定着しないような気がします。
そうして大体8題分くらいのスピーチを練習したところで, 二次試験当日となってしまいました。
二次試験当日
控室はスマホが使えない!
対策もとても十分とは言えないまま, 面接に挑みます。
受付をし, そのまま控室に通され待機します。
失敗したなぁと思ったのが, なんと控室で電子機器の使用が禁止されていたのです。
私の予定ではギリギリまで覚えたフレーズや単語を反復する予定だったのですが, 全部スマホにメモしていたためそれが全くできず, ただ1時間弱何もせずに待機するというもったいない過ごし方をしてしまいました。
私の前の席の方はノートにスピーチをメモってきており, 賢いなぁと思いましたね。
ちなみに, たまたま同じ教室に実習で一緒だった後輩がいたので緊張感も少し和らぎ, 不安も軽減しました。
そういて待っていると, ついに呼ばれて面接室の前に移動しました。
面接本番, スピーチでやらかす
そうして迎えた面接本番。
入室すると, 一人はおそらくネイティブの方, もう一人は日本人の試験官が座っており, 和やかなムードでした。
挨拶と軽い日常会話から始まりましたが, 流石にそこでやらかすことはなかったです。
医学生だということを伝えると, 定番の「何科になりたいのか」という質問が飛んできました。
もうさすがに返し慣れているのでこのへんで混乱することはなかったですね。
さて, 問題のスピーチです。
まず, カードが渡され一分間のお題選び&スピーチ準備の時間です。
極度の緊張で5つ書かれているうち自分が選んだもの以外はすべて忘れてしまいましたが, どれも正直話しにくい内容のものばかりでした。
まぁこれなら行けるかも…というやつを選んだのですが, それが
「政府は教育に対する助成金をもっと増やすべきか」
というトピックでした。
1週間の猛特訓で, 根拠に困ったらとりあえずAIにつなげる, 自分につなげる, という逃げ道を作っていたので,
- 根拠1: お金がないとAI等の技術のアクセスが困難に→教育格差
- 根拠2: 自分は田舎出身なので教育格差を感じた→お金がないと良い教育を受けられない
という, 正直論理性はちょっと怪しい構成で攻めることにしました。
が, 普段からそこまでアカデミックな内容を練習していなかったため, 当然言葉に詰まったり言い直したりする部分が出てきます。
また, 緊張していたため若干声が震えたり噛んだりする部分もありました。
必死に頭を回転させ, たどたどしい英語を話している途中に, 無慈悲にも2分終了のアラームが鳴り響きます。
根拠2を行っている途中で終わってしまったのです。
「うわもうこれやっちまったぞ…」
みたいなことを思いながら質疑応答に移ります。
質問の大半は忘れてしまいましたが, 覚えているのは
「学歴ってそんな重要なの?」
「田舎出身らしいけど, 農業にも助成金は必要と思う?」
みたいな質問でしたね。
2つ目の質問に関してはもはやスピーチ関係ないし笑
質疑応答は時間制限をそこまで期にしなくていいため, リラックスした状態で挑めました。
面接官とも良好なコミュニケーションを取れたと思います。
とはいっても途中で詰まったり適切な表現ができていなかったり, また, ネイティブの方が眉をひそめている場面があり, 正直これで今回の合格が微妙だなと思ってしまいました。
また, 最後の質問を答えている途中でタイムアップとなりましたが, 「いいよ, 最後まで話して」と話を最後まで聞いていただきました。
そうして, あっという間に面接は終了したわけです。
絶対落ちたと思った面接
正直, 受けた直後は「絶対落ちたわ」と思っていました。
ショックのあまり, 家から地下鉄で帰るところを意味もなく遠回りして歩いて帰りました。
放心状態でしたね。
前述の通り, スピーチを途中で中断されたこと, ネイティブの方のリアクションがショックで, もうしばらく英検のことは考えたくないなという気持ちでした。
そうして迎えた合格発表当日。
PCを開き, 受験者マイページを開きます。

受かった。
うおおおおお!!!
あんなに合格率の低い試験に一発合格です!!
正直落ちたと思っていたのでめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
しかも合格基準よりかなり余裕を持って受かっていました。

点数の詳細を見るとこうなっていました。

案の定, 途中で中断したスピーチは低めでした。
しかし, その後の質疑応答で挽回し, 9/10。
また, 発音に関しては10点満点という, 予想以上の結果に驚きました。
やはり
- スピーチ, 質疑応答で沈黙しない
- スピーチでやらかしても質疑応答で頑張って話す
この2つが大事なんだなぁと思いました。
総合結果
さて, 一次試験の結果と合わせると, 以下のような結果となりました。

やはり最低点はライティングでした。笑
とはいっても合格点スレスレというわけでもなく, 私の目標としていた
素の英語力で英検1級に合格する
ということが達成された瞬間でもありました。
ちなみに北海道内の1級受験者で上位7%だったようです。
上には上がいますが, 一桁台に入れてよかったですね~~

そもそもなぜ資格を取るのか
さて, 英検の最高峰である1級を突破することができました。
正直面接に関しては「あの出来で??笑」みたいな気もしますが, 素の実力で受かることができてよかったです。
今後の予定としましては, 約1ヶ月後に控えるTOEFLに挑戦しようと思っております。
そもそも, 私がなぜ英語の資格に挑戦するのかを書いておこうと思います。
日本国内で英語を勉強する際は, どうしても環境が限られており, ネイティブの友達でもいない限りアウトプットの機会がどうしても少なくなってしまいます。
ヨーロッパのように英語を話せる人が当たり前のように周りにいないことも, 日本人の英語力が低い要因の一つだと感じます。
そういった中で, モチベーションを維持して英語を学習するというのは, 正直困難です。
そのために, 英語の資格があるのかなぁと思います。
もちろん,
「英検なんて役に立たない」
「資格持ってても話せない」
などという反対意見もたくさんあるでしょう。
しかし, 私は英語の資格を勉強すること自体に意味がないとは思っていません。
英語の資格を勉強する際に, それに付随する「英語を話せるようになりたい」というモチベーション。
これこそが, 資格を取る目的だと私は感じています。
だから, 今後も私は英語の資格に挑戦し続けます。
さいごに: 1級は難関, でもその価値はある
今回, 私の医学部生活の暇つぶしとして始めた英語学習で, 英検1級を合格することができました。
取ったからと言って見える世界が変わった, なんてことは全くありませんが,
やはり1級を持っていると周りからの評価がガラッと変わります。
英検1級=日本ではそれなりの英語の実力がある人
という認識になっているんですね。
そういった意味でも, 私はこのままではいけないと思うし, まだまだスタートラインに経っていると思います。
とはいえ, 英検1級合格はこの長い英語学習の旅の大きな節目になったことには変わりありません。
合格した喜びとともに, 今後の英語学習のモチベーションに繋げられたら良いなと思います。
それでは, 長い記事でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは!また次回お会いしましょう!!
じゃ!!( ´ ▽ ` )ノ