どうも、もんじょーです。
今回の記事では英単語の暗記法について書いていこうと思います。
受験科目の中で英語はかなり自信があり、模試などでも偏差値70をキープしていました。
受験本番でも英語でかなりの高得点を叩き出して合格することができました。
【成績開示】北海道大学医学部医学科に合格しました。今回はそんな僕が大学受験時代に実際に使っていた単語暗記方法を紹介していこうと思います。
目次
1.用意するもの
用意するものは
- 大量の名刺カード
- ペン
- 箱×2
です。
察した方もいると思いますが、この名刺カードに英単語とその意味を書いて単語カードを作ります。
次に、作成した単語カードを箱の中に入れます。
もう一方の箱は空の状態にしておいてください。
これでひとまず準備完了です。
ここで、単語カードを1から作るのが面倒だという方は、市販の英単語カードを使ってもいいと思います。
僕自身も市販のターゲット1800の単語カードverを使っていました。
2.手順
この単語暗記法は2週間サイクルになっています。
例として月曜日からこのサイクルが始まるとして説明していきます。
月曜日(1週目)
まず、大量の英単語カードの中から30〜100枚程度を選びます。
ここで選んだカードがこれから1週間で覚える単語の数となります。
実力等に合わせて枚数を調整しましょう。
次に選んだカードの意味がちゃんと言えるかをテストしていきましょう。
単語の意味がちゃんと分かったものはもとの箱に戻します。
わからなかったものは別にまとめておきましょう。
(これらをチェックリストとでも呼んでおきましょう。)
火曜日〜金曜日(1週目)
次にチェックリストに入った単語カードたちをクリップなどでとめて、外に持ち出しましょう。隙間時間などを有効活用して、チェックリストの単語を覚えていきます。
土、日曜日(1週目)
土日のどちらかでチェックリストにある単語をもう一度テストします。
そして覚えられなかったものはチェックリストに残留し、来週もおなじように持ち出して覚えましょう。
ちゃんと意味がわかったものはもとの箱に戻し…
ません!
意味がわかったものは用意しておいたもう一つの空の箱に入れましょう。
そしてその箱に入れた単語は、次の週の週末まで見ないように寝かせておきます。
この箱に入っているカードを要注意リストとでも呼んでおきましょう。
月曜日〜金曜日(2週目)
2週目も1週目と同じように、箱の中から英単語カードを選びテストして、覚えられなかったものをチェックリストに入れて持ち歩きます。
土、日曜日(2週目)
さて、2週目以降の週末はチェックリストのテストももちろんしますが、1週間寝かせておいた要注意リストのテストもしましょう。
要注意リストのテストで、ちゃんと意味が答えられたものについては無事もとの箱に戻すことができます。
一方、意味が答えられなかったものに関しては、残念、チェックリストに降格です。来週も持ち出して覚えましょう。
以上、手順の説明でした。
まとめておくと
- 週の初めに単語を30〜100個テスト
- 週末まで間違えたものを持ち出して覚える
- 週末に間違えたものだけテスト
- 間違えたものは残留、できたものは1週間寝かせる
- 次の週末にもう一回寝かせた分をテスト
これの繰り返しになっています。
メリットとデメリット
では次にこの暗記法のメリットとデメリットを解説していこうと思います。
メリット
この暗記法では間違えた単語を少なくとも3回見直せる機会を設けています。
また、間違えた単語を1週間見ない状態でテストをするという若干しつこい復習システムによって苦手な単語を何回も復習することができます。
また、単語帳とは違い単語の順番をランダムにシャッフルすることができるので、単語帳のページでなんとなく単語の意味を推測したりといったこともできなくなっております。
そして、自分が覚えていない単語のみを持ち出せるので携帯性に非常に優れています。
休み時間や移動中など色んな場所で確認できます。
デメリット
この単語の暗記法はなんといっても単語カードの準備に時間がかかってしまいます。英単語を一枚一枚名刺カードに書いていると莫大な時間がかかってしまいます。単語を覚えようとしているのに単語カードを書くのに時間ばかりかけるのは本末転倒です。
浪人がスタートした時やまだ時間がある高校2年くらいの時期ならまだしも、受験生がやるには少し時間がかかってしまいます。
ですので市販の英単語カードを使うことをお勧めします。
そして単語帳に載ってない分については名刺カードに書くといったようにしたらいいと思います。
コツやポイントなど
ここで、この暗記法をする上でのポイントや上手な活用法をご紹介したいと思います。
3周目以降
何回か繰り返していくうちにそのうち単語帳すべてを1周すると思います。
もちろん2周目以降も同じように繰り返します。
英単語の意味は通常複数意味があります。
2周目くらいまでは単語の意味は一つしか確認しなくていいと思いますが、3周目以降は別の意味を覚えていくようにしましょう。
発音・アクセント
センター試験が廃止されて発音アクセントが共通一次試験で課されることはなくなりました。
が、
やはり英語を学ぶ上では発音とアクセントはしっかり学んでおいたほうがいいです。
受験に出る出ないに関わらず、英語を学習する上で必須の項目なので、発音とアクセントは覚えるときに必ず確認しておきましょう。
何周くらいすればいい?
この暗記法の考案者である私は少なくとも10周はしてると思います。
まあ人によって何周するかは変わってくると思うので、何周するかどうかについて議論するのはナンセンスです。
目安としては英単語を見た瞬間に意味が思い浮かぶレベルまで持っていけるといいと思います。
僕も10周目くらいになるとその域に達していました。
「10周なんて大変じゃないか…」
と思った方も多いかもしれませんが、単語を覚えていくたびに周回するスピードも上がります。
なんなら一週間で200個くらい単語を確認することもできます。
とにかく何回も見る!!
英単語の暗記はこれに尽きます。ほんとに。
まとめ
以上、私流の英単語暗記法を紹介してきましたが、最後に一つ言っておきたいことがあります。
それは
英単語の暗記法は人それぞれ
ということです。10人いれば10通りの覚え方があると思っていいです。
私のように単語を単発で暗記する人もいれば、文章の中で覚えるという人もいます。
どのやり方が一番というのは決してないです。
私が紹介したやり方が合わない人もいるでしょう。
一つの考えに縛られずに、自分にあったやり方を探して見てください。
それでは(^o^)